Jul 19, 2011
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【トリポリ和田浩明】カダフィ政権崩壊で事実上の無政府状態にあるリビアの首都トリポリで、住民たちの一部に自治の動きが始まっている。南部ズナタ地区では自警団を組織し、寄付を募って不足している水や食料を貧困住民に提供、クリニックも開設した。住民らは、自分たちの手による国の再建に意欲を見せている。
ズナタ地区は約5000家族が住む中流地域。住民のラフィークさんによると、反カダフィ派が多く、政府は十分なインフラ投資を行ってこなかったという。
自治組織の中心人物は、地元サッカーチームの監督、ハキム・ファルージュさん(45)。スポーツクラブが事務所だ。ファルージュさんによると、カダフィ派との戦闘が激化した20日、クラブのメンバーが中心になって約250人の武装自警団を結成、警備に当たった。
水や食料の供給が不足がちなため、モスク(イスラム教礼拝所)を通じて住民の寄付約2万ディナール(実勢レートで約96万円)を集めて水や牛乳、食料などを購入。必要な世帯に無料で提供している。事務所には大量の物資が蓄積されていた。さらに、自前で小さな診療所も開設したという。
市内の各地区でも、従来の生活の中心だったモスクを中心に、同様の動きが広がっているという。ファルージュさんは「リビアはカダフィのせいで国民が殺しあうような国になってしまった。きちんと立て直していきたい」と声をつまらせて語った。
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【パリ時事】民主党代表選で野田佳彦氏が当選し次期首相に内定したことについて、英BBC放送は「震災復興と原発事故対策に加え、停滞する日本経済への対応が求められる」と報道した。
BBCはこの中で、野田氏が増税を持論とする「財政タカ派」だと紹介。菅直人首相と異なり、脱原発を支持しない考えだとも伝えた。
ドイツのDPA通信は、至急報ではないものの、当選直後に「次期首相に選出へ」などと報道。野田氏については「誰とでもうまくやっていける人物と見られている」とした。ドイツ政府報道官は「メルケル首相は、野田氏といずれ会談したいと考えている」と語った。
フランス国営テレビは、野田氏が財政問題では現実主義者で「景気悪化と向き合う勇気がない政治家を批判してきた」と報道。一方、歴史認識では保守色が濃く、「A級戦犯は戦争犯罪人ではない」との見解を示したと紹介した。
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【ワシントン古本陽荘】米政府は、民主党代表に選出された野田財務相が安定した政権基盤を築くことに期待を寄せるが、実際には悲観論も強まっているというのが実態だ。
米メディアには、野田氏について「ビジネス界重視で、日本の財政赤字削減のため増税も辞さない財政規律重視派」(ニューヨーク・タイムズ紙電子版)と一定の評価を与える論調もある。だが、ワシントン・ポスト紙(電子版)は「5人の候補者から野田氏が選出されたのは、資質よりは党内政局の結果」と紹介した。
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【ソウル聯合ニュース】駐中韓国総領事館で数年間保護されていた北朝鮮脱出住民(脱北者)10人余りが先月に集団で離脱したことが29日までに分かった。
北朝鮮人権国際活動家連帯などによると、中国・北京にある韓国総領事館で1〜3年間にわたり保護されていた脱北者らは先月19日、自ら要請して領事館を出た。脱北者が自ら領事館を出たのは今回が初めて。
先月14日に中国を訪れた金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官が、北朝鮮を脱出した国軍捕虜の家族を早期送還することで中国と合意したことを受け、虚脱感に襲われ離脱を決心したとされる。国軍捕虜の家族らは中国に来て7〜8か月しか経っていないという。
領事館を出た脱北者のうち、女性4人はタイに密入国して警察に逮捕され、移民局収容所にいる。女性4人は、領事館を離脱した脱北者が10数人に上ると話しているという。
北朝鮮人権国際活動家連帯は「脱北者の集団離脱を容認したのは、意思を尊重したのではなく、放置したことになる。国家人権委員会に提訴する」としている。
一方、外交通商部は「脱北者の集団離脱は事実無根だ」と公式に否定した。同部関係者は脱北者について、「身辺の安全や送還交渉に与える否定的な影響を考慮すると、具体的な内容を公開するのは難しい」と述べた。
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